ニューバーボン
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今回は玉造駅周辺にある「ニューバーボン」さんにお邪魔してきました☺︎
お店の名前を見て真っ先に思いつきそうのは居酒屋やバーかなというところですが、なんとこちらはとんかつ屋さん。
こちら大阪のラーメン好きの方では知らない人はいないであろう金久右衛門のオーナーの方が手がけているお店。
ウッディーな内装はレトロなバーにいるかのような雰囲気を味わえ
至るところにお酒も置かれています。
こちらのお店、オープン時間は11:00〜15:00と夜の営業は行っていませんが、将来的には夜はお酒も飲めるようにとの計画もあるそうで、実は昼営業でも飲むことができドリンクメニューには瓶ビール、それにもちろんバーボンが並びます。
食事は大きく分けると定食、カツ丼、カツカレー。
伺った時間が14時と少し遅かったため特上ロース定食は売り切れ、こちらをいただくなら12時頃にはお店に行っているのがおすすめのようです。
ということで、今回は上ロース定食の並・110g(910円)をいただくことに。
じっくりと低温調理をされたことによってしか生み出しえないうっすらとしたさくら色がかかった赤身部分に、ぎっしりと脂身が詰まっているのが見てとれます。
バーボンに漬けて、仕込みにかなりの時間が費やされているのかと思えば、もはやはやる気持ちを止める手立てはありません。
お店のおすすめの食べ方にしたがってまずは塩でいただくことに。
はじめに豚肉だけの甘味が口に広がり、追って塩によってその甘さがぎゅっと際立ちます。
塩にもこだわりがあり使われているのは沖縄県のピュアソルト、天日塩のためミネラルが豊富とのことで、甘味が際立つのもなるほどと納得です。
しかし、もちろん塩だけではなく次に豚肉だけで味わってみると、衣はさくっとした食感、身を噛めばじゅわっと広がる豚肉の甘味、そして味の引き際に微かにそれでいて豊潤な香りが口に残ります。
低温調理されたとんかつならではで、酸化感もなければ口に残る油っぽさは味、においともになく、この微かな香りはこのとんかつでこそ活きるものではないかというところ。
また、もちろん豚肉にもこだわりがあり、上ロース定食で使われているのは鹿児島県産の薩摩茶美豚。
緑茶に含まれるカテキンが入った飼料で育てられ、また適度な運動を行うことでクセがなく上質な赤身のお肉になるそう。
まさしく細部に至るまでにこだわったとんかつ。
こうなると、カツ丼かカツカレーも食べてみたくなりますね、そうですね。
ということで、今回はカツカレーもいただきました。
カツには半分カレーがかかっていていますが、もう半分はそのままの味を楽しんで欲しいからということでカレーはかかっておらず、こんなこだわりが食べる方にとっても嬉しいですね。
定食でカツの美味しさは味わい尽くしたつもりでいながら、カレーと一緒に口に運んでみるとこれまた別の味わいが口に広がります。
カレーはリンゴ、玉ねぎ、人参、豚肉をあらかじめ、ヨーグルトと米の磨ぎ汁乳酸菌で発酵醸成、そこに長時間煮込んで作るフォン・ドゥ・ボーを合わせて煮込んでいるのだそう。
やはり、こだわりを通す人のカレーやラーメンというのは美味しいもので、目指す理想像スパイスカレーと欧風カレーの良いとこ取りをした仕上がり。
カレーに含まれる果物と野菜が言うなれば中濃ソースのような味わいを醸し出しており、カツの甘味とスパイスの辛味の対比も絶妙。
見た目はシンプルでありながら、とんかつを際田立たせるためのカレー。
夜営業はしていないからということもあってかまだあまり広く知られていないようですが、とんかつ好きの方はこぞって訪れているこちらのお店。
再訪した際には次はカツ丼もいただいてみようかなと思います☺︎