around Kohama Sta.
 in OSAKA, JAPAN
M Casse


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LUNCH 1,300YEN

フレンチ出身のご主人が作る和出汁の味わい広がるスパイスカレーをいただけるお店☺︎


期間限定の一品も味わい深く、スパイスと出汁の融け合わせを楽しめる一皿


お皿を含めて鮮やかに表現された世界がそのまま口の中にも広がります☺︎




大阪はスパイスカレーの興隆が目覚ましい地域。


そんな大阪では、スパイスカレーに和食、イタリアン、フレンチ、中華など他ジャンルを組み合わせたフュージョンカレーなるものが1つのジャンルとして確立されつつあります。


そして、今回伺ったこちらのお店はご主人がフレンチ出身、そして昆布出汁が使われたスパイスカレーをいただけるという技術、材料ともにまさに色々なものが融け合った一皿がいただけるお店。


お店は駅の出口を出てすぐ



平日13:00過ぎに伺いましたが、自分の後に3組ほど来られて当日分は完売、土日ではなく平日にこれだけの盛況ということは地元の方にも愛されていること間違いなしのお店



店内はジャズが流れ、カウンター席が4席、4人がけのテーブルが3席、肩肘張らない雰囲気のゆったりとした空間です。


さて、注文を決めようかなとメニューを見てみると、最初に目についたのがカレーに入っているスパイスの説明。


シナモン、マスタードシード、ローリエ、フェンネル…と主に使われているものだけで15種類以上、味は重ねるほど味わいに広がりが出ますが、味の方向性もはっきりしていなければできないこと、作る方の確固とした意志が感じられます。


しかもカレーは単品で注文もできれば、あいがけでも注文できて、選択が難しい…


加えて、週替わりカレーが



豚のシャルキュティエール、間違いなくカレーと確信できる一品、選択は混迷を極めます…


そして、迷い抜いた末に今回は



今週のカレーを加えた3種のあいがけカレー。


手前のカレーの多様さもさることながら、奥の副菜の鮮やかさにも目を惹かれるものがあります。


フレンチはお皿を含めて料理を表現しますが、こちらのカレーも器を含めて美しい世界が表現されています。


まずは右に盛られたチキンカレーからいただいてみると、「もちもち」と「ぷるぷる」の間をいくような食感のチキンに油っぽさもなくさっぱりとした味わい、辛さが前面に出ているわけではないのにスパイス香るのがこれまた美味。


真ん中のドライキーマカレーはチキンカレーとは対照的に辛さがしっかりと感じられ、ごろっとしたお肉がカレーに求める満足感を見事に叶えてくれます。


そして、最後は豚のシャルキュティエール、とろとろに煮込まれた豚肉はそのままいただいても美味しいのですが、手前のディジョンマスタードをつけていただくときゅうりのピクルスも相まって酸味が強まり、なおかつ遅れてまろやかな辛さがやってきます。


そして、豊富な付け合わせもカレーの味わいの多様さに一役買います。


きゅうりとトマトのアチャール、豆のライタ、紫キャベツのマスタードサラダ、個人的にはナスを使ったお漬物が柔らかな味わいで辛味との混ざり合いを楽しめました。


スパイスの風味も香るかと思えば、出汁の風味も味わうことができる、これはカレーでありながらより幅広く愛される味わいのカレー。


期間限定の一品の完成度が高く、メニューが変わる度に毎回味わいに行きたくなるだろうなというお店に出会えました☺︎